■OTC医薬品の狙い


OTC薬として認知度を高める本当の狙い

大衆薬から名称ををOTC薬に変えて、OTC薬の比率を増やして行くこうという国の方針があります。 これは最近盛んにセルフメディケーションと言う言葉がいわれるようになりました。「個人の健康は個人できちんと考えましょう。」ということで健康に対する世間の関心の高まりもあります。


根底に流れるものは医療費の削減です。 日本の年間の予算が約80兆円。そのうち医療費が30兆円と三分の一をこえる割合を占めています。 財源が足らずに毎年赤字国債を発行している状態の国家財政にとって大きな問題なのです。


医療費を削減する一つの手段として、OTC薬の浸透をもっとはかり、軽微な症状の風邪や生活習慣病等の予防、健康の維持・増進、生活の質の向上・改善を目的とするものは医療機関にかかることなく直してもらいたいということです。


ちなみに日本では全医薬品のうちOTC薬(一般医薬品<大衆薬>)が占める割合としては10%程度で、欧米に比べると約半分程度になっています。 国(厚生労働省)この割合を、早急に欧米並みまではもって行きたいのです。


ただ日本と欧米では保険制度が異なります。 日本は世界に誇る 国民皆保険の制度をもっています。 これが逆に足かせとなる可能性もあります。


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